2月の活動報告!

2月23日、第一回バトンデザインの活動が行われました。
まずは、ホームワークで書いてきてもらったシートをもとに自己紹介を行いました。
実際に作ったものなどを持ってきてもらったことも、手触りのある自己紹介となってよかったと思います。


初顔合わせということもあり、みんなでスゴロクを作る一日としていました。
まず、スゴロクで使うサイコロと自分の分身のコマを製作してもらったのですが、つくることが好きなメンバーが集まっているだけあって、何の説明もないままどんどん進む!(笑)
我々の方が考えすぎて遅いくらいのスピード感で、あっと言う間にそれぞれのサイコロとコマが完成しました。
 

工作が終わったら、どんなスゴロクにするかの話し合い。
これがとても面白かった!
まさにブレストという感じで、ポンポンと新しいアイデアが生まれる場となりました。
その中で自然と役割のようなものも見えてきて、全体の大きなストーリーを作ることが得意な子や、細かいルールを考えるのが得意な子。
黙々とそれを書きとめながら、そこに自分のアイデアを追加していく子など、みんなの得意が見えた時間でもありました。

スゴロクは個人競技と思っていた我々に、『チーム戦にしよう!』と言いだしたのも子ども達でした。
どうしてチームにするの?という問いかけに『かぞくだから』という答えが出て、ちょっと感動。
家族として相談し合い協力しあうスゴロク、とても佳いテーマになったと思います。

 お昼休憩を挟んで(うずうずして1時間も休んでいられませんでしたが)午後からは細かいルールを決めるチームと、コースだけ描いたスゴロクにストーリーを付けていくチームに分かれ、製作がはじまりました。
単純にサイコロを振ってコマを進んでいくだけでなく、その中でコインを使ってカードを買ったり、歌を歌ったり、なぜか腕立てをしたり、約1時間かけてみんなのアイデア満載の頭も身体もつかうスゴロクが完成しました。
つのチームに分かれ、14時から実際のゲームがスタート。
始まったらもう笑いっぱなしで、暑いから暖房切ろう!ってくらい盛り上がりました(笑)
チーム戦にしたことでそれぞれに一体感も生まれ、勝ち負けなどを越えた、みんなで作ったものを真直ぐに楽しむ佳い時間となりました。

結局、設定した制限時間までにゴールまでは辿り着きませんでしたが(ゴール直前で、3チームともスタートに戻った笑)初めてバトンデザインで作ったスゴロクは、仲間を大切にするあたたかなスゴロクとなりました。
 
今日の感想を一言づつ聞いた中で、素敵なフレーズがありました。
『みんなで考えて、作って、遊んでみたらもっと良くしたくなった』

まさにこれからやる、バトンデザインの根本だと思います。
デザインという実際に使う目的があるものを、チームで考えてつくる。
我々が引きだした答えでなく、子ども達が自ら頭と手を動かし、辿り着いたゴールだったと思います。
 
最後に記念撮影をし、『またね~!』と言って解散となりましたが、お昼を挟んでの5時間、あっという間に過ぎていきました。

次回は身の回りの好きなデザインを探す活動を予定しています。
なまたみんなで話しあい、チームとして答え(正解ではなく、答え)に辿り着けたらと思あっています。
 
次回の活動、我々もとても楽しみにしています。
どうぞご期待ください。

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