9月の活動報告(後期スタートしました!)

9月28日、バトンデザイン後期活動がいよいよスタートしました!

今年初春2月インターンという形で始まったジュニアたちの活動。
前期はデザインについて数々の『学び』がありました。

様々なテーマに試行錯誤しながら自分なりにデザインについて考え、発信し、共有する。そんなことを繰り返してきた全6回でした。

夏休みを挟んで、嬉しいことに全員くじけることなく継続を希望してくれジュニア6人が揃って後期に進みます!!シニア4人を含むとメンバー10人。

バトンデザイン事務所のこれからの活動に是非ご期待ください!

・・・・ということで後期第1回目の活動はまずはおなじみチェックイン!

3分間でスケッチブックに前回の活動から今まで起こったちょっとした自分のニュースを描いて発表します。



ちょっとしたアイスブレイクなのですがこれが結構盛り上がるのです(笑)


8月はひと月夏休みだったのでさぞやみんな伝えたいことがあるだろう・・と思いきや…逆に時間が経ちすぎて思いつかない!!

少し前の日のものだったり前日だったりとみんな思い出せないハプニング。それはそれで面白かったけど(笑)



気を取り直して・・次はいよいよホームワーク発表。

ひと月を挟んだホームワークの課題は【前期を振り返り、それぞれがやってみたいことに挑戦してみる】というもの。

ものすごーくざっくりした課題ですがこれがなかなか深かったりします。

前期の活動の中で、最初は手探りだったジュニア達のデザインに対する興味や観点が回を重ねるごとにもの凄く変わってきたのが手に取る様に分かりました。

その中で『あ〜あれもっとやってみたい!』という発言を何度か耳にしていました。

なので夏のホームワークでは自分がもっとやってみたいことを自分なりの表現方法でデザインしてもらいたい!と思いました。


前期での『学び』を軸にそれぞれ自分が挑戦したいデザインを持参しそれについて発表しました。

消しゴムスタンプで作った形をモザイクの様に組み合わせると様々な柄が作れる面白さを発見した ふみ。

出来上がった柄のどの部分がそのパターンなのか、どことどこをどの方向に組み合わせるとどうなるのか、力説してくれました。

彼女は自分の頭にあることを次々に言葉にしながらまとめ、どんどん組み立てていく名人。
その口調にみんな引き込まれて行きます。

頭脳派の ふみ らしい発表でした! 


「子どもレストラン」という子どもたちと一緒に料理を創作する活動をしている ざまちゃんはどんな風にデザインすれば子どもレストランの活動がよりみんなに伝わるフライヤーができるか?に取り組んで実際に素敵なフライアーを作ってきました。

色の組み合わせが配置にこだわったキャッチーなフライヤーが出来上がっています。普段あまり使わない色にチャレンジしてみたようです。

みんなでそれについて感想を行ったりどうすればもっとよくなるか?意見交換しました!


みんなの名刺を作ってきた シマケン。

名刺を持つって活動に対して責任ができたりなんだかワクワクしますよね。

実際の名刺をみてみんなのテンションも上がります。

前期に決定したロゴもなんだか誇らしげ!後期に向けてみんなのやる気を引き出してくれた提案でした。


今後予定しているバトンデザインが企画した商品の中身・・ではなく包装を考えてきた ナゴ。

これが実は!パッケージデザインという商品を売る上で大変重要なものなのですが…

本人に自覚はありませんでした(笑)

どんな風な見た目だったらもらった人が喜ぶか?をテーマに様々な面白い包装方法を考えてきました。

人の為に考えるデザイン。

とても大切なコンセプトが間違いなくそこにはありました。




あまり絵やデザインは得意じゃないの。。といつも言っている はゆ。

でも私の得意なことは手芸なのでみんなのマスコットを作ることにしましたー!と嬉しそうに発表。

なんと前期のそれそれが着ていた服装を書き留めていたのです。

なんという観察力と洞察力。。。そして計画性!!

この提案にはみんな思わず鳩が豆鉄砲!・・そしてこれは はゆ にしか!できないデザインなのです。


バトンデザインは個々が得意なことを持ち寄って想像しえなかった化学反応が起きる。

そんな場にしていきたいのです、そんな はゆ の発表がそれそのものだったのでした。




もじゃ は人と人がお互いに送り合う言葉の重要性に着目し、その伝え方についてデザインして来ました。

陸上のトラックに見立てた小さな便箋に相手に伝えたい言葉を託しバトンの様に丸めて送る。



というとても素敵なデザインでした。

実際に現物をプロダクトとして作ってきていてメンバーそれぞれみんなにメッセージを渡してくれました。



、、、、さ〜みんなどんなメッセージが書かれてあったのでしょう。。。?

本人のみぞ知る(笑)



ゆきひょう は自分の屋号をデザインする。でした。

社内コンペでバトンのロゴがユキヒョウのデザインに決定したこともあり、ロゴ制作にますます意欲を感じた ゆきひょう!ついに自らデザイン事務所を立ち上げ?ました。Snow Leopard Designと屋号を決めロゴをデザイン。

ゆきひょう がこだわり抜いて考えてきたデザインはそれに向けられた愛着が手に取るように分かりデザイナー自身がデザインを楽しむ。そんな根本を改めて感じさせてくれました。


パーソナルロゴをデザインするサービスを提案したエツ。

前期活動の中でロゴを学んだメンバーたち。ロゴは企業がブランドのイメージを印象付ける顔そのものです。ロゴの存在を知ったみんなの反応は「街の中、生活する中で視線が変わった」というものでした。これほどにみんなに印象として残るものなら個人でロゴを持ったらどうだろう…と。

例に もじゃ のロゴとペットのロゴを作ってきました。
大ウケ(笑)

ロゴコンセプトを立てる時クライアント(オーダー主)と共に行う作業はその人(自身)を知る作業でもあります。

付加価値をつけるデザイン。
クライアントと一緒に作っていくデザイン。

それがこれからのバトンの大切にしたいテーマの一つでもあります。




秋は運動会や文化祭シーズン。

欠勤のメンバーもいましたが、次回ホームワークはまた共有してもらいましょう!楽しみです!



午後からの活動はいよいよ《お仕事実践スタート!》

前期で行った数々のシュミレーションをついに本番に活かす活動です。

お仕事は・・・『こども食堂の基金グッズの企画デザイン制作』

秋に新しく開設された八王子のこども食堂。そこで販売する基金グッズを実際にデザインします。とはいえ、一番の問題は納期がものすご〜〜く短いこと。

シニアメンバーもこの納期には少々困惑気味。大丈夫かな〜と頭を抱えつつ活動前ミーティングでは「もうみんなを信じるしかない!!」という意見に。


とにかくやってみるしかないのです。


事前に追加のホームワークで【こども食堂のオープン記念の商品を「紙を使ったもの」で考えてくる】というものを出しておきました。


具体的なものではなく、紙を使った商品を出来るだけ思いつくまま出してきてもらいました。

ノート、便箋、しおり、すごろく、紙飛行機、ハガキ、こま、メンコ、箸袋、ランチボックス、、、、などなど次々に出るわ出るわ!!

そしてそれを展開した面白そうなアイデアが口々に飛び出して、、、どんどん暴走して、、、止まらない(笑)


しかし今回は時間と予算を優先 ←ここも仕事(現実)っぽいと言えば、ぽいのですが。。。


・コースター
・卓上ダストボックス
・モビール


の3点に絞られました!

条件としては、

ただ商品をデザインする。というだけではなく買った人がデザインに触れるきっかけ作りになるもの、それを提案する様なデザイン。

というものすごくガチなお題。

これは、現役のデザイナーでも意識してもなかなかできないことです。

けれどここはジュニアたちの底力と潜在能力に期待!!


さてさて、、、、、ジュニアたち、このテーマを果たして理解したのか?

そしてその難題にどう立ち向かうのでしょうか。。。。To Be Continued

次回お楽しみに!!!

(エツ)

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